アンティーク家具と現代家具のコーディネート術

人の手から人の手へと、大切に受け継がれてきたアンティーク家具は、新しい家具には出せない独特の重厚感や深い色合いなどが魅力です。新しい家具には優れた機能面や素材など新鮮な弥勒がたくさんありますが、アンティーク家具には、年月を重ねてきたことによって醸し出される風合いや歴史、家具の持つ深い味わいなどを楽しめる魅力があります。

もともと骨董品という意味を持つアンティークですが、美術品のように大切に保管するだけでなく、今現在でも家具として十分に機能し、大切に使われているものが数多くあります。作られた国や時代によって華麗な装飾の施されているものも多く、そうした装飾などは現在では再現することができないものも少なくありません。今に受け継がれる希少価値の高い家具を、大切に現代の生活の中で使うことでさらなる味わいを増すことにもなります。

その家具が作られた当時の生活の様子、時代背景や地域の特徴、もともとの持ち主の生活感や考え方なども見事に映し出す存在感こそ、アンティーク家具の持つ最大の魅力です。そんなアンティーク家具を現代家具とともにコーディネートすると、不思議なことにぴたりと雰囲気が合うことが少なくありません。希少で高価なアンティーク家具が気に入ってやっと手に入れた人が、その家具に合わせて壁紙や照明など、部屋の内装まで家具に合わせて変えてしまうという人もいます。

けれども実はそんなことしなくても、今現在のモダンなリビングのインテリアの中に、シックで重厚感のあるアンティークな家具を一つ置くだけで、とても素敵なアクセントになり、機能的で無機質なイメージのインテリアを、ちょっと違った雰囲気に変えることができます。選ぶ時には家具のサイズや部屋の中にある現代家具とのコーディネートなどを頭に思い描いてみる必要がありますが、家具のために部屋のすべてを変えるのではなく、あくまでも現代の生活の中にすっと溶け込むような使い方をするのがおすすめです。

アンティークの家具は古くなっても修理して手入れをしながら物を大切にしていくというのが背景にあります。良いものを長い間使い続け、天然素材を使っているので最終的に環境への配慮の面でも役立っているのが魅力です。

家具は今は安価なものも数多くありますが、アンティークの家具は通常の家具よりもかなり高価になるものです。家具が一つ置かれることで部屋の雰囲気を変えることができるので、かなり勇気のいる決断になります。これは・・と思うものに出会ったら、とことんその家具にほれ込んでから自分のものにしてみましょう。

アンティーク家具の技法あれこれ:マーケットリー

様々な薄い突き板を組み合わせて、花や植物の模様を作り出して、アンティーク家具の本体に貼り付ける技法をマーケットリーといいます。

チューダー様式のアンティーク家具探し、3つのポイント

ヘンリー8世からエリザベス1世までは、チューダー様式と呼称されています。この時代が英国におけるアンティーク家具発展の分岐点となりました。

中国アンテーク家具に使われている高級木材:紫壇

中国のアンティーク家具は古代王朝のものや西洋の影響を受けたものなどさまざまです。家具に使われている材質は紅木と呼ばれ、代表的なものは最高級の紫壇、花梨、黒檀などで、その他にも数多くの種類があります。

テイストから学ぶアンティーク家具:北欧

アンティーク家具の中には北欧家具に分類されるものがあります。このタイプではシンプルなデザインながら高機能なものが多いものになり、あらゆるシーンで活躍することができます。